ハッセルブラッドを購入したもののシボ革と呼ばれる革が縮んでおり、今にも完全にめくれてしまいそうな状態である。
もちろんそれ込みの現状品を購入したので早速交換することにした。
現状
せっかくのハッセルなのに貼り革が縮んでしまい外観がよろしくない。
カメラ屋曰く、503CXの頃から革が縮みやすくなっているとのことだった。この個体も500C/Mではあるものの、503CX発売以降に復刻されたモデルであることから合点がいく。
貼り革を注文する
カメラの貼り革といえば「Aki-Asahi Custom Camera Coverings」が有名だ。
サイト内を検索して下記を注文した。貼り革も「ボディ」「ファインダ」「マガジン」の3つに別れているのでそれぞれ購入が必要だ。
HASSELBLAD ウエストレベルファインダー 貼り革キット「タイプA」
HASSELBLAD A12(新旧) C12(新旧)フィルムバック用貼り革キット「A12(旧Old)」
※カギカッコ内はバリエーション
革が届いたのでいざ貼り替え
純正の革との比較。純正は粒状感が細いが、届いた革は少し粗め。Aki-Asahiさんの革は裏に接着剤が塗布されているので裏紙を剥がすだけで簡単に貼れるためめっちゃ便利。
もし自身でやろうならG17を均一に塗る必要があり結構めんどうな作業になる。
張替えにあれば便利なもの
元の革は剥がれかけていたこともあってすんなり剥ぐことができた。
その後ボディに残った接着剤を無水エタノールできれいにすると鏡面仕立てのボディとマガジンが出来上がった。
このモデルは「500C/M Classic」ということもあり側面に50周年記念プレートが付いてるもんだから、届いた革からこの部分だけを切り抜いた。
後は貼るだけなので簡単な作業。
無事作業が終了した
貼り替え後
オリジナルの革とは違う感じになったが、これはこれでいい。
錆や下地が見え隠れしていた以前の状態を考えると見違えるようになった。
自分で切り取ったプレートのところは処理が下手であるけど、まじまじと見られる事はないから大丈夫だろう。
これでやっと撮影に出かけられるようになった。
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