FDマウントの広角レンズ「Canon FD 28mm F2.8 S.C.」

レンズ
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概要

前面

キヤノンの28mm単焦点レンズである。1975年に発売された。

スペックとしてはF2.8と控えめな明るさになっているが、F2とかになると大きくなったり重たくなったりするので、これくらいがちょうどいい。

この個体はフィルター部分に凹みがある。

マウント部

FDレンズの脱着は、レンズをはめてリングを回して固定する方式であるため裏面も少し仰々しさがある。

ところで「P402」と何やら見慣れない表記がある。調べてみると製造年月を表す英数字であることがわかった。

P=1975年、4=4月製造、02=内部番号

とあり、1975年製造であることがわかった。執筆時点でちょうど50年だ。

参考:KENのつぶやき vol. 189 キヤノンの製造年記号

KENのつぶやき
無限遠

見てのとおりコンパクトに仕上がっている。

最短

最短は30cm。広角なだけあって寄れるレンズになっている。

繰り出してもこのサイズ感。

カメラに装着

キヤノンF-1に装着。時代が揃うと気持ちがいい。

作例

Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400
Canon F-1 + FD 28mm F2.8 S.C., Kodak ULTRAMAX 400

広角レンズなので海を中心に撮影してみたが、スカッとして気持ちのいい写真が撮れた。昔の広角にありがちな端の歪みも少なく、また色のりもいいので汎用的に使えるレンズに思えた。

ただ「オールドレンズ」として柔らかい写りや特徴的なボケ具合を期待するには現代的な写りすぎて少し違うかもしれない。お値段も安いので1本あって損のないレンズだ。

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