というわけでパンケーキレンズを購入した。
このレンズ、探すと案外見つからない。たまに見かけても輸出版の「ROKKOR-X」を見かけるぐらい。たぶん光学は一緒なんだろうけど・・・。
たまたま美品の本品と巡り会ったので即決した。
外観
パンケーキレンズだけあってコンパクトだ。外観にスレ・キズは見当たらない。
銘板のとおり、直径はミノルタではおなじみの49mm。
コンパクトであること以外、一般的なMDレンズだ。
サイズを比較したい。
比較的コンパクトである「MD ROKKOR 50mm F1.7」と並べてもさらにコンパクトであることがわかる。
明るい標準レンズである「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」と比較すると、そのコンパクトさが際立つ。
X-700に装着するとこんな感じ。
本体もレンズも軽量だから、どんどん気軽に持ち歩きたいと思わせてくれる。
光学
光学はキズ・クモリは一切なくスカッとしている。
後玉も無問題。一部マウント部にスレがあるぐらいかな。
絞るとキレイな五角形ができあがる。
作例
なんというか合焦面の立体感が凄いよね。人や花びらがふわっと浮き出ている。それでいてボケ方にも品がある。
開放がF2と無理をしていないからこういう描写を生みだしてくれるのかな。
阪急の写真は絞って撮ったけど、隅々までキチンと解像しているのは当たり前だけどさすが。
色乗りはかなりこってりめに感じる。白黒でなくカラーで使っていきたい。
またこの画角がいいよね。標準っていわれる50mmって結構手狭に感じることが多くて、もうちょっと広く撮りたいって思うことが多いんだけど、この45mmを使うとそれが全部解決する感じ。
まとめ
このレンズいいこと尽くめなんだけど、唯一欠点があって、それは結構高いこと。
実勢価格で15,000円くらい。ミノルタのレンズとしては高価な部類になる。それをどこまで許容できるかなんだけど、個人的には全然アリと思わしてくれる現像上がりだった。
X-700と組み合わしたら軽くてコンパクトになるから、お散歩カメラとして、スナップショットを撮るような目的で大活躍してくれそうだ。
これはフィルムの消費が進むぞ・・・。
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