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概要

1960年代にカールツァイス・イエナから発売された標準レンズ「パンカラー」である。焦点距離は50mm、明るさはF1.8。
このパンカラーは製造年によっていろんな種類があり、このレンズは「ゼブラ」と呼ばれる前期モデルに該当する。これ以降は黒色の鏡筒になるんだけど、個人的には白黒のゼブラが好き。ちなみに発売当初のモデルにはトリウムが含まれているものもある。
この個体はクモリがなくスッキリしているけど、中玉にキズが2本ある。

マウントはM42が採用されている。ご存知のとおりM42は様々なカメラに採用されており、日本だとペンタックスが筆頭になる。
もともと名門ツァイスのレンズにしてはお安く流通していたんだけど、オールドレンズ遊びがブームになってきた頃から値上がりしてしまった。同じツァイスの「フレクトゴン」なんてビックリするくらい高騰しているよね。

F5.6。絞りは六角形になる。

カールツァイスの銘板を見るとワクワクする。

最短だとこんな感じ。
0.35mまで寄れるのでかなり使い勝手がいい。

無限遠だとコンパクト。
かなり使い込まれたんだろう、距離指標が薄くなっている。
カメラに装着

ベッサフレックスに装着。
このレンズには自動絞りと手動絞りを切り替えるレバーがついていて、このベッサフレックスだと自動絞りで使うことができる。
作例








いいよね。色のりがとてもいい。決してクドくはない絶妙な濃さ。
そしてボケ。さすがに屋外でのフィルム撮影だから開放ではないけど、ボケのなだらかさが気持ちいい。思わずうっとりしてしまう写りだ。
後年のモデルだとマルチコーティングになっているので、もっと現代的な色合いになるんじゃないだろうか。個人的にはこれくらいがオールド感があって好き。
M42なんでフィルムカメラでもデジタルカメラでも使いやすいレンズなのでぜひ試してみて欲しい。
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