ライカは高いから、万が一落っことしてしまったら大変だ。
またカメラを印象づけるものはレンズの存在が大きいけど、ストラップもその一翼を担うと言っても過言ではない。
そしてライカM4はレンジファインダー機だから、首から掛けてすぐに撮れる体制を整えておきたい。
だからこそ、ちゃんとしたストラップを買いたいものだ。
ストラップに求める条件
求める条件は
・革である
・細身である
この2点だけだ。
レザーを求めるのは高級感と質感を求めるから。
細身なのは、ライカM4のようなクラシックカメラには細いが方が似合うだろうという勝手な思いから。
しかし簡単な条件にもかかわらず、意外にも満たす物が見つからない。
そのなかでユリシーズの「クラシコ・ドリット」が見つかった。
クラシコ・ドリットのチョコレート・Lサイズ

クラシコ・ドリットは、カラーはチョコレート・ブラック、サイズはM・Lの2色2サイズ展開となっている。
詳細はMが105cm、Lが120cmだ。

公式サイトによると身長が165cm以下で斜めがけする場合はMサイズがいいみたい。私は170後半の身長があるので、Lサイズを選んだ。
カラーはブラックかチョコレートで悩んだが、革って感じがするのはチョコレートだったのでこちらを選んだ。

「フルベジタブルタンニンなめしレザー」の1枚革仕様になっている。なめし革ってこと以外さっぱりわからんけど、贅沢なものなんだろう。
事実、触ったときの質感はとてもよく、しかも柔らかい。ただ柔らかいだけじゃなくて、適度に硬さもあるから、しなやかって言葉がよく似合う。

アイレットの取り付けるリングでカメラ本体にキズがつかないようにリングカバーがついている。素晴らしい。
ただ金属リングには注意が必要だ。
ライカM4のアイレットは真鍮製なので、金属リングがステンレスのような固い金属だと負けてしまい摩耗することになる。
公式サイトでは、リングの素材は「オリジナル」と書かれている。何の金属なのかはわからない。
少し心配であるが、公式サイトにはわざわざライカM3に取り付けた画像もあるのでその辺の考慮はされているだろう。そう思いたい。
取り付けてみた

クラシカルなスタイルのカメラには細身のストラップがよく似合う。

グッタペルカがブラックだから、ブラウン系統のストラップを付けるとアクセントになる。

裏地が色なしのヌメ革だからリバーシブルにように一粒で二度おいしい感じ。
まとめ
革製品だから使えば使うほど馴染んで味がでてくる。今回はライカM4に着けているが、もちろんTopcon 35-Lのような国産レンジファインダー機にもよく似合うだろう。
革靴のように定期的にメンテナンスをしながら、末永く使っていきたい。
コメント