外観
ニコンF用に発売された標準レンズである。Fマウント用の標準レンズでは「NIKKOR-S Auto」の次に登場したものになる。
開放の明るさがF2で抑えられており光学的に無理をしていないと思われる。50mmでF2というとレンジファインダー時代からの標準で安心感があるよね。
マウント部はまぁまぁキレイだ。
光学は整備済み品だけあってよく抜けていて気持ちがいい。
絞り値はF2〜F16まで。
メートル表記で最短は60cmと控えめなスペック。
Made in Japanが誇らしいね。
絞り羽根は6枚。光芒は六角形となるため気になる人は注意が必要。
作例
ネガフィルム
牡丹
少しオーバー目に撮影。基本的にあっさりした感じかな。ボケはややうるさい感じ。
椅子
窓から入る光が綺麗だったので撮りたくなってしまった。
水琴窟
流れ落ちる水を捉えるのは難しい。
装飾
洋館の階段にあった装飾。こういう細部にこだわったものが好き。
車内
このレンズの光の捉え方が好き。
ポジフィルム
ベンチ
コントラストのきつい場面。時代を考えれば持ち堪えている方だと思う。
紅葉
やっぱり紅葉をポジで撮ると気持ちいいね。
おわりに
数も多いこのレンズは5,000円以下で購入できることがほとんどなので、オールドレンズの1本目として最適ではないだろうか。
何より軽いのでカメラにつけとも取り回しがよく、ちょっとした散歩に持っていくレンズには最適だ。
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