15年前の期限切れフィルムで撮ってみる

実家の棚を整理していると未撮影の新品フィルムが出てきた。
現行フィルムが年々高騰している中、もしちゃんと写るなら儲けもの。
皆さんの自宅に1つや2つはありそうな期限切れフィルムが写るのか、実際に撮影して現像してみた。

期限切れフィルムはFUJICOLOR SUPER 400

そもそもいつのフィルムだろうか。パトローネには期限が書かれていない。

思い返すと我が家にデジカメがやってきたのは2004年だった。
たしかパソコンを買ったときにおまけとして付いてきた。我が家にパソコンがやってくるのも、デジカメがやってくるのもこの時が初めてであり、それが同時にきたのだから急にハイカラになったようで子どもながらに大変嬉しかった思い出がある。

そのとき以来フィルムカメラは使っていないだろうから、15年は経っているだろう。

ネットでこのフィルムの情報を検索してみたけど、「SUPERIA PREMIUM 400」ばかり引っかかって詳細はよくわからなかった。
唯一わかるのはISO400のフィルムだというぐらい。

意外にもよく写っていて驚いた。
これはこれでなかなか味のある写真になっていると思う。

ちなみに期限切れフィルムだからといって、あえて露出を明るめにしたわけではなく、X-700内蔵の露出計でISO400のフィルムで適正露出となるように撮影している。
それに加え、晴天の日に屋外で撮影したというのもあるだろう。

そもそも期限切れフィルムの現像を受け付けてくれるかわからなかったので、出す際に「相当前に期限が切れたフィルムですが大丈夫ですか？」と確認したら問題ないと心強い返答をいただいた。

ま、結論は現像してくれた方が頑張って見られるようにまで調整してくれたんだと思うけどね。