ニコンD850を2026年に新品で購入した話

デジタルカメラ

D850は最高峰の一眼レフ機と言っても過言ではない。

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なんで今さら一眼レフ

ニコンD850は2017年に発売されたデジタル一眼レフカメラだ。2017年というと執筆現在ですでに9年も経っているし、なんなら10年の大台に乗ろうとしている。今さらなんでそんな古いカメラを買うのか。

そもそも現在のデジタルカメラは各社ミラーレスカメラが主流であり、一眼レフカメラはもう新機種が出ない状況だ。唯一ペンタックスが継続するとかのウワサがある程度で、現在発売されている一眼レフカメラはいつ終売になってもおかしくない状況である。

ちなみにニコンだとD850以降に発売された一眼レフカメラは「D3500(2018年)」「D780(2020年)」「D6(2020年)」の3機種しかなく、執筆現在で発売されている一眼レフカメラだと「D7500(APS-C)」「D780」「D850」の3機種しかない。フラッグシップの1桁機種である「D6」ですら終売になっている。それくらい厳しい状況に置かれている。

私がカメラに求めるのは、「撮ってて楽しい」と思える気持ち。もちろんいい写真が撮れるのも大事だけど、結局カメラマンとして生計を立てているわけではないし、趣味としての撮影なので撮影体験をかなり重視している。

個人的にミラーレスカメラより一眼レフに優位性があると思っているのは次の2つ。

①ファインダー

ひとつめはファインダーの問題。ミラーレスだとファインダーがEVFになっており映像を見ながら撮影するわけだけど、いくら進化しているとはいえどうしても違和感がある。やっぱり実際の光を見ることのできる光学ファインダーで写真を撮りたい。

②機械としての良さ

次にクイックミラーリターンをはじめとする技術。一眼レフは光をミラーでプリズムに当ててファインダーから正像で見られるようになっているけど、このミラーをシャッター速度に応じてパタンと制御してるわけだからとんでもない技術だ。こんな技術の塊がシャッターを切る度に平然とカメラ内で動いていると思うと、機械としての所有欲をくすぐられる。

となると一眼レフカメラが欲しくなるわけだ。

なぜD850なのか

これはもうD850が最高峰の一眼レフカメラだからに尽きる。

実際のところニコンならD780のが新しい機種なのでにどうしてD850なのか。

①最高峰の光学ファインダー

D850に搭載されている光学ファインダーはなんと視野率100%・倍率0.75倍だ。これはデジタル一眼レフ機では最高峰のファインダーとなっている。やっぱりファインダーがいいとテンションが上がるし、そのウキウキ感が写真にも現れ、結果いい作品が生み出される気がする。
そして接眼部は往年の一眼レフ同様に丸型になっているのがたまらない。

②高画質・高画素

D850には4575万画素の裏面照射型CMOSセンサーが搭載されている。圧倒的高画質だ。ミラーレス機にも引けを取らない。これだけあるとAPS-Cクロップしても余裕。
さらにベース感度がISO64というのも、低感度ポジフィルムを使っている感じがして好き。

③シャッターのフィーリング

D850はシャッターのキレがいい。一度シャッターを切るともっとパシャパシャと切りたいという楽しさが湧いていくる。カメラたるものシャッターは大事よ。
ちなみにシャッターの公称耐久数は約20万ショット。36枚撮りフィルム5555本分。実際はもっと撮れるだけの耐久性を持っていると思う。

④D780とミラーレス機との共存

最新機種であるD780は高画素機ではないものの、像面位相差AFが採用されたことにより「ライブビュー」での撮影においてミラーレス機である「Z6」と同等のAF性能があり、一眼レフ機でありながらミラーレスカメラのような使い方ができるハイブリットカメラと言われている。
ただZfを持っている身からすると、ミラーレスの使い心地はミラーレスで堪能すれば良いわけで、どうもキャラクターが被ってしまう気がしてしまった。それなら一眼レフカメラを突き詰めたD850をお迎えして、一眼レフはD850、ミラーレスはZfと使い分けができるなと感じた。

この先、一眼レフ機の新機種が出ないとなると、フィルム時代から脈々と続いた一眼レフカメラのトリを飾る機種にD850がふさわしいと思ったわけで、せっかくなら新品が現行品で買えるうちに買っておきたいとなって思ったわけなのだ。

いざ、新品を買う!けど…

D850は発売からすでに9年も経っている。そうなるとカメラ屋のショーケースや倉庫で長期保管されていたものも存在するわけで、新品と言いながら実際は新古品やアウトレット品と呼ばれるようなものにあたる可能性がある。できる限りこういうのは避けたい。

またD850は毎年のようにディスコン(生産終了)のウワサが絶えない。もし滞留在庫ではなく出来立てホヤホヤの個体が入手できれば、その個体が最終ロットになる可能性もある。フィルムカメラをやっていると最終ロットという響きに弱い。

ということで馴染みのカメラ屋に「出来立てホヤホヤのD850が欲しい」と相談してみた。自分で言うのもなんだけど面倒な客だと思う。すると店員さんの力だろう、「なんとかできそう」とありがとうお言葉を頂戴した。関係各所に色々と連絡してくださり、注文時点で最新出荷分が手に入るよう調整していただいた。ただしオーダーからは最大2ヶ月の納期がかかるとのこと。急ぐわけではないので即進行をお願いした。

その後1ヶ月を過ぎたあたりでお店から「入荷した」と電話があった。待ちに待ったお迎えの瞬間である。カメラの入った紙袋を愛おしみながら自宅に帰った。

開封の儀

化粧箱

ニコンといえばこの黄土色に近い化粧箱だ。最新のD780はミラーレス機と同じような黒ベースの化粧箱になっているので、箱の色からも純然たる一眼レフ機の系譜を感じる。

箱を開封

取扱説明書や保証書を取った状態。ご本尊とアクセサリーが包装されているのがわかる。

梱包されているボディ

袋に包まれたボデイ。もうワクワクでしかない。

アクセサリー

アクセサリーの各種。

最近では省かれていることの多いバッテリーチャージャーはもちろん付属している。バッテリーは発売当初はEN-EL15aだったが最新の個体ということもあり現行品のEN-EL15cが付属している。

ボディ

いざご対面。

あぁ、この無骨なカッコよさがたまらない。これを待っていた。

左前面

D850の刻印が美しい…。

物理ボタンが多いとファンクションからの呼び出しが不要なので直感的に操作できたいいよね。

プリズム

プリズムの大きさがこの角度からもよくわかる。

背面

接眼部はもちろん丸窓。アイピースシャッターが付いてるのもいい。

アイカップ「DK-19」

アイカップ「DK-19」

標準のままだとまつげがファインダーについてしまうのでアイカップ「DK-19」を購入。

標準のアイピースを取り外した状態

アイピースシャッターを閉じた状態で装着しようね。

ほら、アイカップをつけるとさらにカッコいい!

バッテリーパック「MB-D18」

バッテリーパック「MB-D18」

バッテリーパックはロマンである。このバッテリーバック、ただ撮影可能時間を延長させるだけではない。なんと連射速度が向上する。

D850は標準だと約7コマ/秒の連射速度を誇るが、バッテリーパックを装着しバッテリーで運用すると約9コマ/秒に連射速度が向上する!なんたる素敵仕様。そんな連写をすることはないんだけど、せっかくなので最高の状態を味わいたいよね。

ただ新品だと約5万円もするので、元箱から全て完備の中古品をボディと併せて購入した。

Nikon D850 + MB-D18

装着するとこう!

カッコよさがさらに極まった。

Nikon D850 + MB-D18 + Carl Zeiss Makro-Planar T* 50mm F2

重たい単焦点レンズを装着してみた。

ニコンF3とモードラMD-4の組み合わせをどこか彷彿とさせるね。

おわりに

最高峰の一眼レフカメラであるD850を新品で買えるうちに購入できてよかった。またキャッシュバックキャンペーンも実施されており、D850は5万円CB対象になっていたのもかなり大きい。

最後に2026年4月納品の個体でシリアルナンバーは205万番台であった。晩年のロットを探したい方は参考にしてほしい。

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