フィルムの現像代を安く抑えられるおすすめ郵送現像所3選

現像

フィルムカメラで撮る写真は楽しい。

しかしフィルムカメラをいっぱい使いたいけど、フィルムも値上がりが続き、お財布的にも使うのを躊躇してしまう・・・そんなアナタ!

フィルムが値上がりするなら、現像の部分でコストを抑えてみよう。

このページではインターネットで受付されている「郵送現像」を紹介する。

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郵送現像とは

撮影済みフィルムを直接店舗に持っていくのではなく、郵送にてお店に送る現像のこと。もちろん郵送だけでなく宅送でも構わない。

お店からするとまとめて届くので受付に割くリソースを削減できるのと、商圏が全国に広がることから取り扱い本数を多くできるので、現像費用を安価に設定できるところが多数なのである。

そもそもだけど、昔は商店街やショッピングモールに必ずあったDPEショップも少なくなり、近所に現像できるお店がなく郵送現像しか選択肢がない場合もあると思うし、ぜひ活用してみよう。

なお、注意点としてこちらから発送する時の送料は必ず必要となる。ただこれは店舗に持って行く際の交通費と思えばいいかも。普通郵便やクリックポスト、レターパックなど最適な手段から選択したい。

依頼する時の4BASE・16BASEって?

現像されたフィルムをデータ化する時の画素数の違いと考えたらいいと思う。

一般的に「4BASE = 150万画素」「16BASE = 600万画素」になり、数字が大きいほど高画質と考えて問題ない。

じゃあどっちがいいの?という話だけど、スマホの画面で見るくらいなら4BASEでも問題ないと思う。ただ高精細なタブレットやパソコン、大きく印刷するなら16BASE欲しいかなといった感じ。

私は大は小を兼ねるということで16BASE指定でお願いしている。

フィルム別おすすめの現像所

35mmフィルム、120mmフィルム、リバーサルフィルムごとに紹介する。

35mmフィルム「ふじおかフォトサービス」

特徴

  • 現像が早い!
  • データ受け取りが可能!
  • 4BASEなら350円!

概要

群馬県にあるお店。

ここは私がお世話になっているお店の中で一番現像が早い。

過去最速記録はフィルムを発送した翌日の夜にはデータを受け取ることができた。

なぜこういうことができるかというと、こちらのお店は現像後のスキャンしたデータだけを先に受け取ることができるからである。もちろんネガは後日に届くので、カメラの調子や露出の具合を確認することができる。

費用については4BASEが350円/本、16BASEが500円/本となっている。
※ブローニーフィルムは4BASEのみの対応で500円/本となる

コスト

条件:35mmを3本、CD書込みの場合

現像+データ化(16BASE):500円×3本=1,500円
返送料:200円
合計:1,700円

1本あたり約567円となる。

実際の利用例

フィルムの現像を3本お願いした。データの受け取りは「データ便」を選択した。

フィルムがお店に到着したその日の夜に現像完了、メールにてデータ便のリンクが届いた。

ネガは普通郵便で後日届いた。

至ってシンプルで必要にして十分。

作例

現像依頼方法

Webフォームとかはないので、下記メールアドレスに依頼メールを送信

fujioka-photo@cream.plala.or.jp

メールには最低限、下記内容を記載しよう。

  • 依頼者の情報
  • フィルムの種類
  • 依頼内容(例:現像+データ入力(600万画素):3本)

注意事項

  • C-41現像対応フィルム以外は対応不可(モノクロやリバーサルフィルム等)
  • C-41でも特殊なフィルムは別途作業料金

120mmフィルム「桜カメラ」

特徴

  • 16BASE(高画質)データ化が標準!
  • 120mm(ブローニー)フィルムも同一価格!

概要

愛知県にあるお店。

こちらのお店が凄いのは高画質な16BASEのデータ化が標準になっていて1本480円での現像!

通常は4BASEが標準で16BASEは追加オプションになっているところが多いけれど、ここは標準で16BASEだからお買い得!

しかも一般的な35mmフィルムだけでなく、中判カメラに使われる120mmフィルム(ブローニーフィルム)も同価格で対応いただけるなのでいうことなし。

35mmフィルムとブローニーフィルムの両方をまとめて現像したい場合はおすすめ!

コスト

条件:120mmを3本、CD書込みの場合

現像+データ化(16BASE):480円×3本=1,380円
返送料:370円
合計:1,810円

1本あたり約603円となる。
※3,980円以上購入すれば送料無料になるので、9本まとめて現像すると返送料が無料になる。

実際の利用例

クリックポストで発送。翌日にはお店に到着。フィルムがお店に到着するとメールで「フィルム到着のお知らせ」が届くので安心。

そこから2日後「商品発送のお知らせ」が届き、発送された。

この時は8本現像をお願いしたのでレターパックプラスで返送されてきた。

郵送事故が起きないよう丁寧にプチプチに包まれたネガとスキャンされた写真データの入ったCDが届く。

作例

現像依頼方法

楽天のページより依頼
※「楽天スーパーセール」や「毎月5と0のつく日」だとポイント倍率が高くてお得!

注意事項

  • C-41現像対応フィルム以外は対応不可(モノクロやリバーサルフィルム等)
  • CDを読み込むのに光学ドライブが必須

リバーサルフィルム「奈良写真現像屋(メモリーハウスミキ)」

特徴

  • リバーサルフィルムを自店で現像できる
  • コダックの指定現像(エクター現像)に対応可能

概要

奈良県にある現像屋さん。

ここはなんといってもリバーサルフィルムを自店で現像できるところ。お店によってはリバーサルフィルムの現像受付はしていても別工場送りになったりして2週間以上かかるのがザラ。

しかしこちらは対応する現像機があるので、フィルム到着後2〜3営業日程度で発送されることが多くとてもスピーディ!

そしてリバーサルフィルムについては標準で16BASEでデータ化されるのでありがたい。

またリバーサル以外でもコダック指定現像(いわゆるエクター現像)も可能なので、ぜひ試してほしい。

コスト

条件:35mm(ポジ)を2本、CD書込みの場合

現像+データ化(16BASE):1,980円×2本=3,960円
返送料:300円
合計:4,260円

1本あたり2,130円となる。
※3,980円以上購入すれば送料無料になるので、3本まとめて現像すると返送料が無料になる。

実際の利用例

リバーサルフィルムを3本お願いした。お店にフィルムが到着してから3日後に「発送完了のお知らせ」メールが届き、その翌日に受け取ることができた。通常はもう少し早いんだけど、桜の時期とあって混んでいたのかも。

ゆうパケットで到着。

水対策でビニールに包まれており、また折り目防止のために厚紙が入っている。現像されたフィルムとスキャンされた写真データが格納されたCDが同梱されている。

作例

現像依頼方法

楽天のページより依頼
※「楽天スーパーセール」や「毎月5と0のつく日」だとポイント倍率が高くてお得!

参考:フィルムの送り方

せっかく現像代を安く抑えるのだから、発送料も安く抑えたい。主に使われるのは次の3つだろう。

  • 普通郵便(140円〜、遅い、追跡なし、平日のみ配達)
  • クリックポスト(185円、普通、追跡あり、土日祝も配達)
  • レターパックライト(370円、準速達、追跡あり、土日祝も配達)

35mmフィルム2本なら普通郵便が最安。ただ配送中の事故等を考えると追跡番号のある方がいい。となると選択肢ははほぼ一択となり、私はクリックポストを愛用している。

Yahoo!かAmazonのアカウントが必要だが、185円で送れるのは魅力的。

こんな感じのビニールに包んで発送している。本当はプチプチに包みたいけど、厚さが3cmまでと決まっているので仕方ない。今まで事故等も起きていないからこれで問題ないと思っている。

まとめ

フィルムカメラを取り巻く環境は年々厳しくなっているけど、フィルムカメラで撮るというのはデジタルに代え難いものと考えいてる。少しでもフィルムを続けていくためにも、こういう部分で見直しをしていくのはいかがだろうか。

【おすすめフィルム】

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